こちらから続いてます。
09/29
ここには、オーシャン東九フェリー「フェリーりつりん」東京18:00-徳島13:05、の乗船記が有ります。
これで、オーシャン東九フェリーの新造船4つ全てをコンプリートだね。
2016年に「フェリーびざん」が就航してから、3年がかりでした。
自分のお休みに合わせて、配船を追い掛けて行くの、かなり大変なんです。
まあ、船体の色、イメージカラー以外の違いは無いと思うのですけど。
何となく拘りました。
ちなみに、「フェリーりつりん」はグリーンです。
偶然にも、乗船はきっちり就航順になり、全て東京から徳島までの利用という結果になって。
徳島から新門司方向へは、今まで一度も乗ったことが有りません…。
徳島は出航時間の使い勝手が悪くって。
個室を取って、フル区間乗船てのも、悪くは無さそうですけどねー。
食料をいっぱい持ち込んじゃいます。
今回は事前にネットから予約して、決済もクレカで済ませて有るよ。
事前決済割引プランてことで、1,000円引きの11,340円。
乗船券にはN割って表示されていました。
2等洋室の利用で、個室は使いません。
どうせ空いてますしねー。
誤算だったのは、まだまだ暑くって、日付が変わる位まで、ベッド内が暑くて仕方無かったこと。
もう10月になるのにい。
それから、ターミナルの自動チェックイン機が調整中で、使えなかったこと。 ぎ…。
ぎゃふん。
扇風機が大量に置かれているのは、空調が弱いのかしら。
まあ、これだけ広い空間ですし。
ネットから決済すると、乗船名簿の記入は不要で、窓口で予約番号を申告して、乗船券を引き換えます。
オーシャン東九フェリーの公式サイトって、アドレスがotf.jpになので、読み方は「お豆腐」みたいな…。
まそたん(変態飛翔生体)なんです。
なんてね。
今日は日曜日なので、普段の平日とは出航時間が違っています。
予定では国際展示場17:20の送迎車に乗るつもりでしたが、1本前の16:50に間に合ってしまったので、そちらに乗車。
私の他には誰も乗りませんでした。
大規模な工事が行われている東京フェリーターミナル、これって、ターミナル自体の工事じゃないのかな。
相変わらず、待合室に人の気配は有りません。
17:00には乗用車とバイクの乗船開始の案内放送が流れます。
一般徒歩の乗船開始は17:30とのことで。
待合室には少しだけ人の動きが有りますが、どうも単なる見学だけの人達みたい。
私は、窓越しに「フェリーりつりん」のグリーンのラインを眺めます。
やっと全部乗れるね。
シャーシがいっぱい並ぶ、フェリーターミナルならではの光景に安心感を感じちゃったり。。
その上空を、羽田空港へと向かう飛行機がひょいひょい飛び交って。
特に乗船開始の案内放送は有りませんでしたが、17:38頃に人の動きが有って、何となく乗船です。
長い通路を歩いて、「フェリーりつりん」の船内へと。
他に4人程が乗船したよ。
通路の終わりで、乗船券の半券を渡して、と。
クルーが船内の案内をされていますが、先客がいらしたのでそのままスルー。
何となく船室に辿り着いたよ。
階段式2段ベッドの8人部屋。
室内にゴミ箱まで有って、広々としています。
今日は下段が半分位埋まって。
荷物を置いて、まずは船内を歩きましょう。
エントランスホールには、結構人が居ますよお。
まあ、イスの空きは十分有るのですけど。
中央部分がトラックのドライバーさん、窓寄りが一般のお客さんと、いつものように綺麗な分かれ方なのでした。
ご飯と宴会が始まっていて。
私は自販機をひとつひとつチェックしますが、むむむ、困ったな、特に食べたいものが無いや。
私は、フツーなニチレイが良いのにな。
まあ、それはまた後で考えましょう。
出航前、船長さんから挨拶と案内の放送が有り、穏やかで快適な航海となることでしょう、と。
良かった良かった。
デッキに出ると、やっぱり暑い!。
あんまり長くは居たくない感じだよー。
デッキの手摺は他船と同様に高くって、自殺防止の案内も健在。
ライトアップされたゲートブリッジが綺麗に見えてます。
出航すると、8人位の人達がデッキに出て来て。
わ、結構珍しいかも。
入れ違いに、私は船内に戻ります。
暑いんだもん。
萌え声なおねーさんの声の船内放送が続く中、一旦ベッドへと。
対面にはベッドが無く、上段にも階段で上がれる、最新タイプのベッドなのです。
コンセントとチケットホルダー、棚にハンガーを装備と、至れり尽くせり。
使い勝手いいですよね。
…暑いですけど。
カーテンを開けたまま寝ている方も居たよ。
私も、室内の設定温度を下げたりしてみましたが、カーテンを閉めてしまうと駄目みたい。
諦めて、ふて寝してしまいます。
もお、出航直後から寝てしまって、目が覚めたら22:30でした…。
あわわ。
夢うつつで、22:00の消灯と案内所クローズの放送を聞いてたような。
あと、出航から暫くは、ごとごとした主機からの振動がちょっとだけ気になったかも。
この時間になると、エントランスには数人のお客さんしか残っていません。
運転手さん達も、引き揚げてしまって。
お腹が空いた私は、自販機でジャンボしゅうまい600円を購入です。
でっかいので、これだけで十分かなあ。
レンジで温めて、っと。
充実した調味料コーナーから、醤油と辛子を貰って。 真夜中に1人でご飯タイムなのです。
冷水とお湯、緑茶とほうじ茶のサーバーも有ります。
更に、洗剤まで有るのですよね。
昔のフェリーのドライバーコーナーを思い出しちゃいます。
船内を歩くと、リラクゼーションスペースも無人だね。
物凄く夜更かしをしている気分になりますが、まだ日付が変わる前なのですよ。
翌朝早い到着でも無いのにな。
お風呂はちゃんと入れます。
シャワーコーナーも有るよ。
24時間オープンしているので、自堕落出来て、私は嬉しい。
やっぱり少し、油の匂いを感じる浴室です。
換気のせいなのでしょうけど。
翌朝は、何故か結構早くから目が覚めてしまって、またお風呂に入って、ベッドでごそごそ。
すっかり明るくなっても、室内には動きが無くって。
皆さん、寝ているのかにゃ。
デッキに出てみると、潮岬の沖合です。
波は殆ど無くって、揺れも全く有りません。
さすがに夜間は、デッキの出入りは禁止だったみたい。
あれだけ柵が高いのに。
まあ、揺れとか暗さとかで、転倒は有り得ますものね。
頭の中が脳内全てがうどんなキャラが2つ。
ナビの詳細な画面も健在です。
何故か全国の都道府県地図が貼って有るよ。
地元千葉県の形が、どうもチーバくんにしか見えなくなってます。
2016年にシップ・オブ・ザ・イヤーを受賞した証の表彰状も掲げられていたよ。
親切にコード付き。
盗難とか心配なので、近くで見てないと駄目ですけどね。
味はまあ、普通よりちょっと下、位かにゃ。
所々、暖かかったり、冷たかったり。
仕方無いです。
12:00になると、船内放送で姉妹船「フェリーどうご」の案内が有り、急いでデッキに出ます。
程なく進行方向右側に、東京を目指す「フェリーどうご」がやって来ました。
こちらは、もうすぐ徳島ですね。
ベッドに戻って、シーツを畳んだり、荷物をまとめたり。
クルーのおねーさんが下船前の巡回にやって来ました。
部屋に残っているのは、もう私1人だけ。
船内Wi-Fiの装備が無いこと、テプラでわざわざ追加してあるのは、問い合わせが多いのでしょうか。
デッキに出れば、電波は大体拾えますけどねー。
売店で売っているOTFのTシャツとタオルが、何気に欲しいです。
いつか買ってやろうと思いつつ、帰宅して写真を見てから思い出したりして。
コインロッカーは、小さいサイズは100円返却式で、大きいサイズは200円の有料です。
フォワードロビーは、明るい雰囲気で、結構お気に入り。
今はちょっと暑いかな。
わざわざ、こんな奥まったところまで来る人は少ないので、ちょっとした穴場みたいになっていて。
お勧めなのです。
そんなこんなで徳島に到着したよ。
乗船券は回収されて、手元には何も残りません。
徒歩下船は4人。
バスの発車まで時間が有るので、ターミナル内のベンチに座って待機だね。
程無く、新門司行きの乗船手続きが開始になって。
ここはフリーのWi-Fiが使えます。
船内の自販機の商品一覧が貼って有ったり。
公式サイトで見れるのと同じものですね。
あ、2018年11月現在だから、公式サイトよりも世代が古いバージョンです。
徳島駅行きの連絡バスに乗ったのは、3人だけでした。
バスは終点の徳島駅まで直行だよ。
窓越しに、和歌山行きの南海フェリーが出航して行くのが見えたけれど、タクシーを使えばあれに乗れたかなあ。
ちなみに、ターミナルにタクシーは待機していませんでした。
工事中の、海を渡っている橋は、まだ完成まで遠そう。
いつも閑散としている、沖洲マリンターミナルも相変わらずだね。
13:45には、徳島駅前に到着です。
私はみかん色なオレンジが好きなので、「フェリーどうご」にもう一度乗りたいなあ。
光る場所へ。
なあんて条件を付けちゃうと、スケジュール合わせが大変なので、一体いつになることやら。
てことで、私の目標のパズルはこれで完成。
最後のピースは「フェリーりつりん」なのでした。
可能性は進化して行くもの。
それでは、こちらに続いてます。