みんな、呪いの発動に関しては、手馴れたものなのですよ。
フィアとこのはなんて、呪いそのものなのですし。
フィアの顔、怖過ぎです。
あっちが本当のフィアなのかなって、ちょっと不安になったりもするのですけど。
それって実は、重要なことではないのかもしれません。
そういう部分は、白穂が一番良く分かっていたみたい。
春亮は最初、全く分かっていなかったですけど。
私も、あんまり良くは分かりません…(^^;。
呪いと隣り合わせに、呪いと向き合って行くのって、単純に凄く大変そうですものね。
今回の白穂とサヴェレンティみたいに、愛情をキーにした呪いとかまで有ったりもして。
心の奥の方を、ざくざくと削られているみたい。
相当に辛いのですよー。
これからも、ずっとこんななのかしら。
いつもにこにこしている春亮は、とっても凄い存在なのです。
でもまあ、普段のフィアは、色々なことを勉強中で、色々なことに興味津々な、普通のお子ちゃまなので。
最後まで面倒を見てあげなくっちゃ、ですよね。
取り敢えず、体育祭とか。
女の子同士の話とか。
色々有りますもの(^^)。
サヴェレンティも、フィアの質問には答えてくれませんでした。
その方が面白いから…?。
おい(^^;。
そのサヴェレンティ、メイドさんとして働くことになりました。
学園付きのメイドさん。
その場に居た全員が、思わず顔を赤らめてしまう程の可愛らしさなのですよ。
ドジっ子属性は別に要らないと思うのですけど、それはそもそものサヴェレンティの仕様みたいなので…。
直りませんね。
そして、サヴェレンティより心配な白穂も、クラスには馴染めそうな感じで、良かった良かった。
彼氏は、男じゃないけど、いいのかなあ。
まあ、いつでも男にはなれるのでしょうし。
問題無いよ。