火々里さんは、お茶目なのです。
でも、容赦無くって。
それはもう徹底しています。
姫パワーもお姉ちゃんパワーも、魔女としての能力も、使うときにはとことん使うもん。
表情を全く変えずに。
言葉の棘とその雰囲気で、多華宮君も、火々里さんが怒っていることはちゃあんと分かるみたい。
良し良し。
次は、火々里さんを喜ばせてあげて下さいね。
てゆーか、笑わせてあげられないかしら。
一度見てみたいもん。
ちなみに、多華宮君は寝起きを襲われたりもします。
それが同棲の醍醐味ですものね(笑)。
お部屋にはちゃんと鍵をかけて寝ていた多華宮君が、何だか可笑しいって言うか、当然の防衛って言うか。
そんな感じ。
服を引っぺがして、火々里さんは一体何をする気だったのでしょう。
許婚なら、それも当然の権利とは言えます。
霞は、完全にお兄ちゃんを取られちゃいました。
徹夜でメデューサを探していたのに、さすがにちょっと可哀想。
てゆーか、メデューサは火々里さんが確保していたのですねー。
前回は気付きませんでした。
朝帰りを咎められていたので、 小町は魔女では無いご様子。
かざねが本当に大好きみたいな小町、何処まで事情を知ってるんだろう…。
多華宮君を取り巻く事情、今回で一気に説明されましたねー。
火々里さんて、学園の姫様や工房の魔女としてのポジションに、別に忠実ってわけでは無くって。
むしろ異質みたい。
とにかく多華宮君。
多華宮君オンリーなのですよ。
ただ今回、何かと油断が多くって、それも有るからあんなに怒っていたのかなあ。
落下したとき、随分と痛そうな着地をしていたけれど、体は大丈夫なのでしょうか。
多華宮君が買ったお揃いの熊さん、あれを見るに、火々里さんと霞が仲良くするのは不可能みたいな…。
懐いたりとかはするのかしら。
とってもパワフルで剣呑な火々里さん、多華宮君一筋だけれど、甘い素振りは見せずに凛々しい姿が素敵なのです。