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Channel: ゆかねカムパニー2
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オルタナティブ

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 フェリーさんふらわあ「さんふらわあくれない」別府-大阪、乗船記から続いてます。
01/23
 フェリーを降りて、ニュートラムのトレードセンター前に辿り着いたものの、この先の行程が全く何も決まっていません。
 ええ…。
 お休みはもう1日有って、今夜のフェリーで四国か九州へ行けるのですが、この冬の最強低気圧が接近中とのことなので…。
 なるべく東京に近付いておきたいところです。
 ホームに上がっても決め手に欠けて、最初に来たコスモスクエア行に何となく乗ります。
 座れたのでやれやれと思ったけれど、次はもう終点のコスモスクエアですし。
 悩む暇も有りません。
 乗り継いだ中央線で学研奈良登美ヶ丘まで行っちゃうと、その先が面倒そうです。
 困ったときの新大阪ってことで、御堂筋線に乗り換えて、新大阪まで行くことにしました。
 行先が決まらないままメトロに乗っている人なんて、私の他に居るのかなあ。
 人って、何処から来て何処へ行くのでしょうね…。
 いやいや。
 大体は過酷な選択を強いられる訳なのですよ。
 この先、ターニングポイントの度に長考したけれど、そんなことはどーでもいいので、結果だけ、実際の行程を淡々と記録して行くです。

 新大阪からは、高山行の特急「ひだ25」号に乗るです。
 新大阪のホーム、383系はともかく、189系の停車位置まで記載が有るのが新鮮でした。
20230123_080517

 今日は時間があるので、岐阜まで行っても良いのですが、「ひだ25」号利用は米原まで。
 乗り継ぎ割引を使いたいので、岐阜羽島まで行っちゃおう。
 せこい。
 えきねっとから手配して、新大阪の券売機で発券したよ。
 今日の「ひだ25」号は、1両増結した4両編成。
 指定席はさらっと埋まって、自由席は空席多数でした。
20230123_092202

 09:20の米原で、JR西日本からJR東海へと乗務員交代をした「ひだ」を見送って。

 09:33発の新幹線「こだま712」号もがらがら。
 あっという間の09:46、岐阜羽島に着いたのでした。
 ここで約40分の待ち合わせになるので、軽くご飯でも…。
 でも、エキナカにはカフェが2軒あるものの、焼き芋押しのお店とギャラリー併設のセルフ店というマニアックな構成で。
20230123_095514

 ギャラリー併設はオープン前、焼き芋は店内にお客も店員さんも見当たりません。
 は、入りにくい…。
 駅周辺には何も無いですしねー。
 結局、構内の売店でお菓子だけ買ったのでした。

 新羽島から、名鉄で笠松まで行きましょう。
20230123_101656

 前々回の乗車のときには、まだ大須への路線が健在だったっけ。
 名鉄は冬に乗ってばかりなので、寒い印象が凄く強いのです。

 笠松からは、10:53の快速特急の最前列、1Dパノラマ席をネットから予約済みです。
 360円。
 豊橋まで一気に駆け抜けます。
 やっぱり、前面展望は楽しいね。
20230123_105416

 途中の神宮前では、戸袋に傘が巻き込まれたとのことで、発車が数分遅れになって。
 流れて来る無線を聞いていたら、名鉄でも業務上は海側山側っていう表現をするのですね。
 小田急と一緒だあ。
 そんなことを考えつつ、7分程遅れたまま走って、飯田線との供用区間へ。
 所定ダイヤでも、JRは先走りなので、あちらに遅れの影響は有りません。
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 定刻だと12:07の、改札まで共用の豊橋駅に到着です。

 駅前のファーストフードで簡単にご飯を済ませて、新所原に移動だよ。
 天竜浜名湖鉄道に乗りましょう。
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 駅ではうなぎを大アピールしていて、この写真だけでも、他にみかん、フランク、エヴァ、音街ウナ、各種コラボグッズ等々、凄い情報量なのでした。
 私は、券売機で掛川まで1,470円の切符を買います。
 改札で入鋏を受けたとき、「降りずに行かれるんですか」って聞かれたりして。
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 確かに、各種お得なフリー切符を発売してますものね。
 車窓から見ただけでも、喫茶店、餃子屋さん、バーガー屋さんと、面白そうなお店が駅舎内に有りましたし。
 途中下車しながら進むのが正解なのです。
 でも、帰り道な私は、もう家まで一直線!なのですよ。
20230123_144408

 ちなみに、乗車した電車がエヴァのラッピング車だったこと、乗ったときには全然気が付いていません。
 …視野が狭いね。

 いや実際、かなり派手なのです。
 車内もキャラで装飾されていますし。
 カヲル君。
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 何人にも侵されざる聖なる領域、心の光。
 ATフィールドは、誰もが持っている心の壁だということを。
 っていうか、お隣はゆるキャン△のラッピング車ですね。
 他にも、色々なラッピング車が走っていたよ。
 ゆるキャン△が構内を行ったり来たりして、車庫の奥に引き上げて行くのを見送ります。

 天竜二俣は第3村になっていたっけ。
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 ここで運転士さんが交代し、唯一停車時間が有ったので、ホームをお散歩出来ました。
 この手前辺りが、一番お客さんが少なかったです。
 私の他にはお一人だけになって。
 勿論、全線乗り通したのは、私一人だけ。

 掛川に到着したけれど、駅の北口周辺には軽くご飯を食べられそうなお店は無し。
 何だか寂しい雰囲気なのです。
 約30分の待ち合わせになるので、駅から真っ直ぐ延びる道を歩いて行ったら、逆川越しに掛川城が見えました。
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 ベンチに座って、少し休憩。
 桜並木にお茶屋さんとかも有って、雰囲気ある風景です。
 コンビニでお菓子を買って、ホームに入りましょう。

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 16:18の沼津行に乗れば、沼津で宇都宮行にすぐの接続が有ります。
 乗り換えが少なくて楽そうなので、もう一気に進んじゃう。
 私の旅も終わりだね。
 2Gを大船で乗り継いで、船橋に帰って来たのでした。

 後で振り返ってみると、行程はそれなりに辻褄が合っている感じはしますよね。
 もっと途中下車をすべきではあるのですけど。
 選ばれし荊の道は、正しいのか過ちなのか。
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 答えはきっと、掛川に。
 「掛川好きか?」。
 じもあい、なのですよ。


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