わ、七宮出た。
七宮も修学旅行なのですって。
どうして1人で歩いていたのか、すっごく気になるのですけど!。
しかも、カバンを失くして帰れないとか…。
まあ、なんて不幸属性満載なのでしょう。
旅館に戻れない七宮のこと、ちゃんと気付いてあげられた勇太は偉いのです。
放っておいたら、大変なことになっちゃいました。
デートの邪魔をされてしまった六花も、お気の毒では有ります。
お金で解決しようとしたのは、手っ取り早くていいです。
さっさと立ち去れ、みたいな(笑)
まあここは、一緒にカバンを探す方向で。
七宮は空気を読めるコなので、2人きりの邪魔をする気は全く無かったけれど。
勇太とはずっとコンビを組んでいたので、息はぴったりなのですよね。
それに、凄く楽しそう。
六花よりも親密な雰囲気がたっぷりで。
自然に抱き付いたりもしちゃうよ。
あれは、なかなか六花には真似出来ないかも。
中学生の頃、七宮も、勇太のことが好きだったのですねー。
先着順で言えば、七宮に優先権が有ったのに。
トイレの鏡の前で、角度を代えて自分の顔を見ていた七宮が可愛かったよ。
でも、七宮は自分を変えたりはせず、ただ勇太の隣りに居ることを選んだわけで。
今とは違う、当時の選択なのですよ。
それって、七宮の気持ちに気付いてあげられなかった、勇太の責任でも有る訳なのです。
こんな話、勇太本人には聞かせられません。
今も勇太は、丹生谷に怒られ、樟葉に怒られ。
全く、何やってるんでしょう。
普段の六花があんなだから、すぐ忘れそうになりますけど、六花はかなり繊細な女の子なんですものね。
でもまあ、ちゃんと六花のことを迎えに来てくれたですし。
お誕生日のことを覚えていて、プレゼントを渡してくれたし。
許す!(^^;。
六花を任せられるのは、勇太しか居ないのですもん。
離島航路の船を見つつ、六花を巡る人間関係は、それなりに解決したのでした。
後は、六花自身の問題になって来る訳で。
このままで居るのか、このままでいいのか。
桜島には、結局行けなかったですねー。
そんなこと、最後の「好き」で、みんな吹っ飛んでしまったけれど。
それとは別に、丹生谷は西郷さんの犬探しに付き合っていて、凸守は本物のモリサマーと接触を…?。