こちらから続いてます。
05/30
ホテルで目覚めて、辛島町から熊本駅へと向かいましょう。
勿論、市電ですよー。
上熊本行きの運転士さんが、「5,000円札を両替出来る方居ませんか?」とマイクで言っていたので、ささっと申し出ます。
こんなこともあろうかと、私は常に、10,000円分両替出来るだけの1,000円札を準備してあったり。
数年に一度位しか、活用されませんけどねー(^^;。
満員の市電に乗ると、すぐ後ろから辛島町折り返しの臨時便が追い掛けて来ていて、あっちはがらがらなので、ちょっと後悔。
うまくいかないね。
まあ、熊本駅まで、そんなに時間はかかりませんけど。
エキナカのミスドでアイスコーヒーを飲んで、時間を調整しましょう。
今回は、乗車券と自由席特急券を事前に準備して有りました。
大量のJR東日本旅行券、消化しなくちゃですもん。
今思い付いたのですが、今日使う熊本から別府までの乗車券、着を稚内辺りにしておいて、後から区間変更すれば、無手数料で差額の現金化が可能ですよねー(^^;。
今数えてみたら、残額は300,000円近く有りましたもん。
こんな大量に、どうしろと…。
それはともかく、がらがらの特急「くまがわ」で出発です。
ワンマンの特急ですが、おねーさんが乗務していて、記念乗車証やキャンディを配ってくれます。
わざわざ、スタンプまで持って来てくれるよ。
私はのんびりと車窓を見つつ。
あ、「ありさ」を通過した!。
ありさは、私に呪いをかけた女の子です。
…アニメのお話なんですけど(^^;。
頑張って駅名板の写真を撮ろうとしましたが、結果はブレブレ…。
残念。
駅名が平仮名で表記してあると、色々な発見が有って、楽しいよ。
「有佐」って漢字表記だと、読み方にまで気が回りませんもの。
この先、吉都線には「まんがつか」なんてのも有りました。
これも、漢字で「万ヶ塚」だと、特に気にも留めませんから。
で、ありさって女の子、どの作品のありさなのー?。
一勝地では、日本初!アナゴライト発見の地、みたいな看板が見えて。
アナゴライトって、お魚じゃ有りませんよね(^^;。
吉松からは、「いざぶろう」に乗り換えです。
「いざぶろう」と「しんぺい」は、上下で列車の愛称が変わるのですけど、いい加減な私は、どっちへ行くのが「いざぶろう」で、どっちへ向かうのが「いざぶろう」じゃ無いのか、全然覚えていませんでした(^^;。
それに、何か放送で全車両指定席って言ってたような。
駅の窓口で聞こうとしたら、混んでいて無理みたい。
面倒になって、車掌さんから指定席券を買ったのでした。
席の指定が無い指定席券を買ったのは初めてだあ。
結局、自由席は有ったのか、謎は残ります。
…ググれ!って、それだけの簡単な話なのですけど(^^;。
「いざぶろう」は観光列車なので、車窓案内のパンフレットと記念乗車証が配られ、車両自体も改造されています。
基本はキハ40形の外見なのに、エンジン音が不気味です。
不気味とか言っちゃ失礼ですけど…。
観光列車仕様なのに、整理券発行機が有ったりするのは楽しいね。
出入庫のときは、一般運用にも入るのでしょうか。
私はお腹が空いたので、車内で栗めしを購入したよ。
900円。
車内の一角が売店みたいになってます。
ただ、何故か飲み物の販売は無く、吉松でも注意を促す掲示を見かけました。
大畑は、早速スイッチバックです。
この先も、各駅で停車時間が数分有るので、駅前までお散歩出来るよ。
ここは、ループ線の駅ですよね。
高く登ったところから、大畑の駅が見渡せました。
ちゃあんと一時停止してくれます。
2両編成なのですが、それぞれベストポイントで見えるよう、1両ずつ移動してくれるの。
矢岳では、駅前のSL展示館へ、D51を見に行きます。
運転席に上ったりして、遊べるよ。
椎茸の無人販売とかも有って。
シーズンには、売り子さんも常駐しているみたいですね。
今は無人の駅窓口には、とくとくきっぷのラクダのステッカーが残っていたりして、懐かしかったです。
雰囲気たっぷり。
真幸駅が近付くと、日本三大車窓で一時停止です。
…ここ、そんなにいい景色かなあ?。
こら。
私としては、海が見えたりしないと寂しいものが。
あ、残りの2箇所のうち、1箇所は既に廃線になってしまいました。
山神第二トンネルの惨事は、絶対に忘れてはいけません。
戦争で生き残ったのに、故郷まで辿り着けず、事故で死んでしまうなんて…。
慰霊碑、ちゃんと見ておきたかったな。
真幸駅は、ホームの砂利の波模様で有名です。
…私の中では。
もう、とっくに無人駅になってしまいましたけどねー。
幸せの鐘を眺めて、ホーム先端の山津波記念石を見に行きました。
この災害のとき、駅の人達はぎりぎり助かったそうで。
地図を眺めると、私の次の目的地で有る京町温泉まで、真っ直ぐ行けばかなり近そう。
ショートカット出来ますねん。
今日は時間が有りますし、駅前は完全に無人で、タクシーは呼ばないと来ないから、実行はしませんでしたけど。
まあ、歩けなくも無さそうです。
ここ真幸もスイッチバックの駅ですが、運転士さんは歩いてエンド交換してました。
以前はそのままバックしてましたけど、ワンマンじゃさすがに無理か。
車内の展望モニタは、おねーさんが切り替えているのかな?。
時々、後部映像のままになったりしてたっけ。
辿り着いた吉松では、ホーム反対側で「はやとの風」にすぐの接続です。
ホームでは駅弁の立ち売りも行われていたよ。
私は乗り換えに時間が有るので、駅前のSLを見たり、資料館を見たり。
のんびりなのです。
次は、京町温泉へ行きますよー。
豪遊券を使って、急行「えびの」で行き来していたとき、いつか来たいと思っていました。
やっと夢が叶うね。
ちなみに、車内のお客さんは2人だけ…。
寂しいよう。
どーでもいいのですが、このサボ、超絶難易度が高いのですけど!。
吉松のホームでこれを見たとき、隼人行きだと思ったもん。
でも実は、都城行き。
隼人から本線経由で都城へ行くのでは無く、また吉松に戻って来ると。
確かに、そう書いて有ります。
分からないよお!。
吉松を2回通るのに、これは酷い(^^;。
葉っぱが沢山付いているのは、走行中、沿線の木がバシバシぶつかるからです。
京町温泉では、歩いてすぐの、スパ・プラザ湯遊へ。
お風呂に入るです。
ここ、サイトで見ると良さげな感じなのですが、実際には古ぼけていて…。
シャワーのお湯も、全然熱くならないや。
鄙びた温泉と言うより、荒れ果てた温泉と言うか。
そんな感じなの。
ここで休憩したりご飯を食べたりする気にはなれず、雨の中を駅へと戻って。
途中のコンビニで、おにぎりを買ったのでした。
都城への車内、冷房が強烈に効いていて、寒い位。
いえ、本気で寒かったです。
濡れていた傘も、あっという間に乾いてしまったよ。
都城からは、特急「きりしま」で宮崎まで行きましょう。
ここで1時間待つよりも、先行しちゃいます。
「きりしま」は787系だったから、びっくりしたり。
車内は殆どそのまま「有明」仕様でした。
ちょっと寂しいね。
宮崎では、エキナカでご飯を食べて。
色々と注文し過ぎて、お腹いっぱい。
かなりお高く付いちゃいました(^^;。
そうそう、ホームからの階段に掲げられていたイラストが、何気に可愛かったの。
駅前へと出てみると、高速バスが次々に発車していて。
乗り換え案内で検索すると、熊本から宮崎って、高速バスが推奨されます。
JR九州も、新八代からの新幹線連絡で、早朝から深夜まで、鬼のようにバスを走らせてますよねー。
それでは、宮崎カーフェリー「みやざきエキスプレス」宮崎-大阪南港、乗船記に続きます。