フェリーさんふらわあ「さんふらわあさつま」大阪-志布志、乗船記から続いてます。
ちなみに、私は知りませんでした…。
てことで、鹿児島中央の駅前でレンタカーを借ります。
P2クラスを11:30から20:00までレンタルして、7,590円。
今回の目的地は、串木野って決めていました。
最初は6時間で十分って思って、計算してみると確かにその通りなのですが、それだと余裕が全く無くって、決まった行程をひたすら追い掛けることになっちゃう。
うろうろ遊ぶ余裕が全く無いのはつまらないよね。
なので、余裕を取りました。
鹿児島空港から羽田への飛行機も、1便遅らせて。
電車とバスの利用は、最初から断念。
ちょっと残念だけれど。
鹿児島市内を抜け、国道3号線を淡々と走って、串木野を目指しましょう。
ほぼ一本道だね。
ナビの指示通りに走って行くよ。
途中の市来ICからは、無料区間の南九州自動車道へ誘導されます。
快適だあ。
目的地をお昼ご飯の食べられるお店に設定していたので、串木野ICではなく、薩摩川内都ICで降りることになりました。
ただ、そのお店は駐車場がいっぱいだったので、目的地を第2候補に変更したよ。
丁度お昼時だもんね。
串木野の駅近くまで移動です。
カジュアルなイタリアンのお店でご飯。
美味しいよ。
のんびり過ごして、ナビの画面に出て来た串木野新港へと行ってみます。
ここから甑島へのフェリーが出ているのですね。
雰囲気たっぷり。
発着時間では無いので、人の気配は有りません。
ターミナルの中へ入るのは、実際に乗りに来たときの楽しみに取っておくことにして、周囲をうろうろします。
バス停を覗くと、鹿児島への高速バスも発着していて。
便利そう。
トロッコの発車時間が気になりますが、まだちょっとだけ時間が有るので、ちかび展示館を先に見に行きましょう。
見学は後にするとして、明るいうちに写真を撮っておきたくって。
ちかび展示館は、トロッコの検索をしていたら、周辺の見所として紹介されていて。
「鹿児島県観光サイト/かごしまの旅」は、凄く使いやすいのです。
近隣の温泉や名所の案内が出て来るのが、とっても親切で便利。
愛用しちゃいますよお。
ちかびって何なのか、私、気になります!。
左手の海は、日本海でも太平洋でもなく、東シナ海なのですよー。
千葉県民の私としては、凄い遠くまで来ちゃった感が有って。
ちょっと感動。
ちかび展示館の駐車場には、車が全く停まっていませんでした。
入口の写真を撮っていたら、受付のおねーさんが入口の前に立って、待機してくれているのが見えて。
すいません、また後で来るので、今は中には入りません…。
今回の旅の目的、薩摩金山蔵のトロッコには、何としても乗らなくっちゃ!。
以前は単に串木野金山だったと思うのですが、いつの間にか焼酎蔵と合体していました。
受付で720円を支払い、この日の最終、14:30発のトロッコの申し込みをして。
約1時間おきの運行なんです。
焼酎の試飲コーナーなんかも有るのですが、車で来ているので、一滴足りとも、飲むことは許されません。
ちなみに皆さん、お土産屋さんは賑わっていましたが、試飲をしている方は誰も居ませんでした。
トイレに行っている間に、トロッコの乗車が始まってしまい、私が一番最後に乗り込みます。
運転席は中央に有って、カメラで前方監視をしながら進むシステムです。
面白いね。
への弐号。
壱号機も有るのかにゃ。
何処にも見当たりませんでしたけど…。
坑内のトンネルに入って行くこの感じ、わくわくなのですよー。
ごとごとトロッコは走って行くよ。
坑内には分岐が有ったけれど、もしかして、以前はここですれ違いが出来るようになっていたのかも。
その先で、また合流したもん。
今では線路が切り離されていて、信号も作動していません。
トロッコを降りると、坑道を歩きます。
ここで実際に焼酎を造っているのですねん。
展示物も、焼酎と金山の両方が有って。
勿論、私の興味は金山なのでっ。
トロッコの線路跡とか、そそりますよね。
埋め立てられてしまっているのが悲しいけれど。
坑内用の機関車も残っていたよ。
架線集電の電気機関車だったから、びっくりしたり。
土肥金山に続いての、ダンジョン探索でした。
ゴブリンが出そうな雰囲気は相変わらず。
今回はパーティーの人数が多いので、誰かが襲われたら、すかさず私は逃げ出します。
帰りもごとごとトロッコに揺られて、体験は終了です。
地上の展示物はさらっと流して、車に戻るよ。
ちかび展示館、見学受付終了が16:00なんですもん。
今度こそ、受付のおねーさんに迎えられて。
一緒に案内しながら説明してくれるそう。
一対一なので、ちょっと恥ずかしいぞ。
15分の映像を見るか尋ねられ、勿論希望します。
ちかびは串木野国家石油備蓄基地のことなんです。
地下岩盤タンクを使った石油備蓄基地。
あ、それなら分かります!。
略し過ぎなのよさ。
ひらがな書きは初見殺しですよお。
公式サイトには、「日本で使う約3日分の石油が備蓄」と書かれていますが、現在では省エネが進んで、5日分を賄うことが出来るみたい。
ちなみに、ここは非常用の備蓄なので、貯蔵してから、まだ一度も石油を抜いたことが無いそう。
あ、成程。
勿論、不測の事態に対応出来るよう、出し入れの訓練は定期的に行われています。
こういうでっかい施設、ロマンが有りますよね。
ちかび展示館自体が、工事トンネルの出入り口跡に作られているそうですし。
ちなみに入場無料です。
私が帰るのと入れ違いに、カップルが見学にやって来て、時間は過ぎていましたが、勿論入れて貰えてました。
さあて、私はまた移動を開始します。
温泉を梯子するつもりだったのですが、なるべく鹿児島空港の近くに行っておきたいので、冠岳温泉を目的地にチョイス。
ここも「鹿児島県観光サイト/かごしまの旅」で出て来たんだよ。
その前に、串木野駅に寄っておきましょう。
駅の訪問は外せないのです。
串木野駅って、こんなにコンパクトなのですね。
最初、無人駅なのかと…。
ちゃんとJR九州の窓口が有りました。
今ではもう優等列車も無く、ローカル列車ばかりになってしまったし。
以前はここから、東京行きのブルートレインが走っていたのですよね…。
ちょっと寂しい気持ちになりつつ、山の中へと進んでいきます。
そろそろ暗くなって来たね。
冠岳温泉は、本当に山の中の一軒家、なのでした。
でも、車が次々とやって来ます。
人気有るんだ。
まだ綺麗な施設ですが、420円と格安なのです。
ソープ類は自分で持ち込み。
のんびりです。
17:00を過ぎると、お隣のレストランもオープンしましたが、まだあんまりお腹が減っていなくって、うどんを食べる気分でも無かったので、空港近くのレストランを検索して、移動を開始しちゃいます。
ナビの指示通りに走って行くのですが、真っ暗だし土地勘無いしで、何処を走っているのかさっぱり分かりません。
延々と、淡々と走って行くよ。
でも、途中でちょっとした観光スポットを見付けてしまい、明るいときに来たかったので、次のお楽しみとしました。
楽しみだあ。
鹿児島空港の前を通って、アリスカフェっていうファミレスへ。
ここ、名前だけで選んだでしょ。
アリシゼーションなのだ。
Googleでお勧めのお店を検索すると、高確率でイタリアンのお店がヒットすることに気付いたり。
お昼がパスタだったから、ハンバーグのコースを美味しく頂きました。
デザートもね。
ヨーグルトパフェ、実は少し食べてしまってから、写真を撮ってます。
レンタカーを返却して、燃料代の精算をして、と。
送迎車で空港ターミナルまで送って貰うよ。
運転のおじさん、今日も寒いですね、なんて言ってましたけど…。
すいません、私は暑くて、ずっとレンタカーの窓を開けて走ってました。
そんな余計なことは言いませんけど。
さくっと荷物の検査を受けますよお。
折角なので、サクララウンジで芋焼酎をちょっとだけ飲んでみたり。
空いた最終便で東京へ戻ったのでした。
いつも通りに、バスで船橋へ帰って来たよ。
もう日付は変わってしまったけれど、なかなか充実した1日なのでした。